【パパが親権を取るには?|浮気調査ワンポイント】

不貞だけでは不足!母親失格の証拠を!

浮気の証拠が取れ、離婚に至るといくつかの重大な課題が発生しますが、そのひとつが親権です。

 

日本の法律では、親権獲得において父親は圧倒的に不利です。

 

この問題に関する基礎知識と、探偵の調査で補える部分を説明します。

 

 

男性の浮気調査依頼の1割は親権目的

高野氏は依頼者の話を聞いて、最適の調査プランを設計する仕事の方です。

 

以前に「妻の浮気」をテーマに取材した時におっしゃっていたことを引用します。

 

男性の浮気調査依頼者の約1割が親権目的です。

 

皆さん、父親が親権を取るのが難しいことを知って、「何か対策はないものか」と相談に来られます。

 

中には非常に勉強されたうえで、ほぼ絶望して来られる方もいらっしゃいます。

 

「そんなことはないですよ」と対策を教えてさし上げるととても喜ばれます。

 

(原一の上級アドバイザー高野氏 談)

 

親権がほしい父親のための基礎知識

 

親権決定は離婚の必須条件

離婚届には親権の記入欄があります。

 

親権をどちらが取るかが決まっていないと書類が完成せず、離婚届は受理されません。

 

財産分与、慰謝料、養育費などの話は離婚の後でもよいが、親権の帰属は先に決める必要があります。

 

子供の面倒を誰が見るのか決まっていないのに無責任な離婚ができないシステムになっているのです。

 

協議決裂なら家裁へ

夫婦の話し合いで結論を出せれば、親権は父親が取っても母親が取っても問題ありません。

 

兄は父が引取り、妹は母親と暮らすということでも構いません。

 

しかし、協議がまとまらなければ家庭裁判所に介入してもらうことになります。

 

まずは調停(裁判所が間に立って話し合う)で、それでもまとまらなければ裁判です。

 

親権の判断基準は?

家裁は、家庭裁判所調査官を派遣して、子供への面談・家庭訪問・学校訪問などを行い、情報収集をします。

 

子供が大きければその意思が尊重されるので、子供を味方につけておくことは必須です。

 

ただ、15歳以上は意見聴取が必須とされていますが、10〜14歳の意思把握は努力義務、9歳以下なら事実上無視に近いです。

 

要するに小さい子だと、どちらになついているとかは重視されないのです。

 

経済力は、稼ぎのある方が養育費を払えば解決できる問題なので、重視されません。

 

母親が浮気をして離婚の原因を作ったとしても、そのことで母親はさほど不利になりません。

 

人生には途中で違う相手との結婚を選ぶことだってあるし、夫に問題があったせいでそうなった可能性もあるからです。

 

要するに「不貞を働くような妻だから母親失格」という主張は、家裁には通用しないということです。

 

また、兄弟をバラバラに引き取るのは、協議の段階ではできますが、判決段階では困難です。

 

「兄弟姉妹は引き離さないのが子供の幸せ」というのが家裁の信念です。

 

一番重要な判断基準は、愛情を持って接し、ちゃんとした環境を提供できるかですが、母親に大きな欠陥が証明されない限り、母親の方がよいという結論になります。

 

家裁は「原則母親」の信奉者

父親が知っておかねばならないのは、裁判になった時は母親が圧倒的に有利だという日本の現実です。

 

自分の意思を示せない小さい子の場合は、ほとんど自動的に母親に親権が行くとさえいえるほどです。

 

客観的に見ると「明らかにこの母親には問題があるのでは?」と思える場合でも、親権が母親に渡される例が多数見られます。

 

日本の家裁は遠い過去の遺物となった母性神話にいまだに憑りつかれています。

 

「子供は母親のもとで育つのが一番幸せ」と頑なに信じています。

 

親権が欲しい父親は、この点を肝に銘じ、証拠を早い時期からしっかり準備すべきです。

 

母親の育児放棄や虐待があれば父親有利に

調査では「浮気の証拠」だけではなく、「妻は母親失格で、自分こそが親にふさわしい証拠」も集めましょう。

 

母親による育児放棄や虐待に近い状況の証拠が取れた場合、情勢は逆転します。

 

普段の生活の中でも、録音や写メで証拠を集められるし、探偵も協力してくれます。

 

親権目的の場合は事前に探偵に告げるべし

2019年6月17日の取材風景

【2019年6月17日の取材風景】

 

2019年6月17日、本社で探偵のみなさんに多彩なテーマで取材しましたが、その時に「父親の親権獲得」に関して言っていたことをお伝えします。

 

親権獲得が目的の場合は最初に言っておいてください。

 

そうすれば浮気の証拠だけでなく、母親の親権獲得に不利な証拠もできるだけ押さえるようにします。

 

浮気デートだけに注目せず、その前後の子供の送迎、子供といっしょにいる時にも注意を払って観察します。

 

その中で「これは母親としてどうなの?」というシーンが撮れることはままあります。

 

ただ、探偵ができるのは現実を切り取ってくることだけで、都合のいいように捻じ曲げることはできません。

 

だから、本当に親子仲がよくて、よく面倒を見ているならそういう写真しか撮れないことはあらかじめ承知しておいてください。

 

しかし、もし下記のような光景が記録できれば、親権獲得に非常に有利な材料になると思います。

 

  • 暴力や放置がみられる
  • 一見、手をつないで仲良く歩いているが、手をつねっている
  • 激しい叱責、暴言を浴びせる光景、子供が泣く姿が繰り返される
  • 保育園の迎えがいつも遅れ、子供が最後の一人になっている
  • 高収入でもないのに、多額の金銭を消費して遊興に耽っている
  • 浮気をしていない時はギャンブル場に入り浸っている
  • 浮気の相手が不特定多数である

 

全力でできるだけの証拠を取ってくることをお約束します。

 

(2019年6月17日の取材出席者・探偵一同 談)